1. 四元歯科(鹿児島市)
  2. スタッフブログ
  3. ライフステージ①

ライフステージ①

鹿児島市四元歯科 鈴木です。

今回からは【ライフステージ】についてのシリーズです。

現在日本は超高齢社会となり、健康寿命の延伸、QOL(Quality Of Life:生活の質)の向上に目が向けられています、生涯にわたる健康の保持増進を行うためには、ライフステージの各段階において適切な健康づくりが行わなければなりません。

ライフステージの区分は厚生省や各学会などで基準があり、統一はされてませんがここでは妊産婦期、新生児期、乳児期、幼児期、学童期、学齢期、青年期、成人期、老人期に分類します。

 

今回は妊産婦期の一般的特徴・口腔の特徴についてです。

妊産婦とは出産前後の女性のことで、妊娠が始まってから分娩を経て産褥期が終わるまで、すなわち妊娠開始から産後6~8週の女性をいいます。

通常妊娠の期間は40週(280日)±2週間です。母体は肉体面だけではなく心理的、社会的にも変化があり、精神的に不安定になりやすいです。また、妊娠初期には妊娠悪阻(つわり)や流産、中期には貧血、静脈瘤、後期には妊娠高血圧症候群、早産などの問題も起こりやすく、日常生活全般への配慮が必要です。

妊産婦の口腔はホルモンバランスの変化(エストロゲンやプロゲステロンの増加)によって唾液の分泌量に変動が起こりやすいです。また、食事の内容や回数の変化、つわりによって歯磨きが行いにくいなど、口腔清掃が不十分となり、歯周病や虫歯になりやすく、その疾患が憎悪します。妊娠性歯肉炎や妊娠性エプーリス(歯茎の腫れや出血があり、歯周病を引き起こす)、慢性辺縁歯周炎、口内炎などの粘膜疾患などが見られることもあります。これらの疾患は出産後には軽減、消失する場合も多いです。


エントリーリスト

© 医療法人 寿洋会 四元歯科 All Right Reserved.