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定期健診、歯石・着色のクリーニング

”これ”を受けるだけで
あなたのお口に潜む約 74%のリスクを防ぐことができます。
それも、歯石や口臭といった悩みを解消しながら



なぜ、定期健診が大切なのか?


あなたは、

  • 歯の汚れ、ヤニ、着色を除去し、
  • 虫歯・歯周病が予防でき、
  • 口臭が改善され、
  • 保険が適用される

そんな治療があることをご存知でしょうか。

あなたがもし、次のうち思い当たるものが一つでもあれば、四元歯科の「定期健診」を受診されることをお勧めします。

  • 毎日の歯磨きは3分程度で済ませている
  • 20〜30 代の頃、歯医者の定期健診をほとんど受診せずに過ごした
  • マスクをしているときに自分の口臭が気になったことがある
  • 過去に歯を削る治療を受けたことがある
  • 生活が不規則、深夜に食事をとることがある

いかがでしょうか。
あなたのお口の中にはいつの間にか汚れが溜まり、病気が進行しているかもしれません。


「定期健診」受診率が伸び続ける理由


日本はスウェーデンなどの歯科先進国を模範として、過去 30 年で定期健診の受診率を伸ばし続けてきました。


平成28年「国民健康・栄養調査」の結果(厚生労働省)より抜粋


1987 年当時のデータをそのまま掲載されているホームページもありますが、実際は少しずつ状況が改善され、近年では、80 代では平均 4.7 本→15.2 本も自分の歯を保てるようになってきたことが報告されています。

しかしながら、生涯健康に過ごすために必要とされる「80 歳で健康な歯を 20 本」という目標にはまだ及びません。
そして、「健診を受ける人」と、「受けない人」の二極化が進んでいるということも日本の抱える大きな問題の一つです。

健康意識や美意識が高い方は積極的に健診を受診される一方で、歯を失ってから健診の大切さに気づくという方がいまだに多いのが日本の現実なのです。

あなたがもし、生涯自分の歯で食事をとり、笑顔やおしゃべりを楽しみたいなら・・・

大げさな機械や高価なハミガキ粉・サプリメントを買う必要はありません。
ほんの少し、習慣を変えるだけで十分なのです。


定期健診の内容は大きく分けて4つです


1.むし歯の早期発見・早期ケア


虫歯には軽度~重度まで進行ステージがあります。
初期の段階で発見できれば歯を削らずに済むこともありますが、ある程度まで進行すると、どれだけ一生懸命歯磨きをしても、むし歯の進行を止めることができません。
残念なことに、「痛い」「しみる」などの症状が出ていなくても、虫歯が進行していることさえあります。

「歯科医院は歯が痛くなってから行くところ」という方もいらっしゃいますが、その「歯の痛み」がいつ出るのかは分かりません。
少しずつ痛む場合もあれば、突然激痛におそわれることもあるのです。

虫歯が進み、激痛に襲われた場合、歯の神経が細菌感染を起こしている可能性があります。
この状態だと、まず感染した神経を除去し、薬を詰めて症状を落ち着かせます。

この処置によって「虫歯が治った」と感じる方が多いのですが、この考えは大変危険です。
神経を失った歯は、元気な歯に比べてとてももろくなってしまうのです。


1本の木をイメージしてみてください。


地面にしっかり根を張り、緑の葉っぱを付けた木は、地面から栄養や水分を吸い上げて生き生きとしています。
強い風が吹いても、ちょっとやそっとのことでは簡単に折れません。

一方で、枯れ木は地面から栄養や水分を吸い上げることができず、葉も枯れてしまいます。時間とともに朽ちていき、ちょっとした衝撃でボロボロと崩れてしまいます。

神経を失った歯は、この枯れ木のような状態なのです。何かの衝撃や力で簡単に欠けたり、折れたりしてしまいます。
もしも、「歯が大きく欠けた」「歯が大きく割れた」となると・・・その歯はもう使うことができません。

「え、虫歯は治ったんじゃなかったんですか?」

大きく欠けてしまった歯、大きく割れてしまった歯は、本来の機能を失い、残しておくと健康な歯へ支障をきたすことがあります。こうなってしまうと、残る方法は一つしかありません。

あなたは、「歯を抜く」という決断をしなくてはならなくなります。
永久歯は乳歯と違って、一度失うともう二度と生えてきません。

日本人は年々長寿となっており、平均寿命が男性80 歳、女性 86歳といわれています。
少しでも長く、今と変わらず、美味しく楽しく食事をするためには、あなたの歯は一本も欠かせません。
だからこそ、虫歯の早期発見が何より大切なのです。

2.歯石・着色を除去するクリーニング

笑った時に見える歯が白くキレイだと、笑顔に自信が持てますよね。
口元を気にせず、堂々としたあなたの姿はとても素敵な印象を与えるでしょう。

でも、歯の着色や汚れ、ヤニが付いていたら・・・?
歯の汚れは、実は、歯ブラシのみでは取りきれません。

歯ブラシでは、歯の表面に新しく付着した“プラーク”という汚れの除去は可能です。
しかし、歯にこびり付いてしまった着色や、残存するプラークは次第に石のように固まってしまいます。
これが「歯石」です。

歯ブラシだけを使って歯磨きした場合は、60%の汚れしか除去できません。
それに加えてデンタルフロス(糸ようじ)、歯間ブラシも使うと、80〜85%までのプラークが除去できるといわれています。
あなた自身によるお家でのケアで、ほとんどのプラークは除去できますが、残ってしまった 20%のプラークは、結局取り切れず、どんどん蓄積されてしまうことに。

「たったの20%でしょう?」

いえいえ、その蓄積していく「たったの20%」は365日どんどん溜まっていくわけです。
それが何年も続いたら・・・歯石はものすごく頑固にこびり付いてしまいます。

お家でのお掃除と同じで、年末の大掃除に頑固な汚れを何時間もかけて取るよりも、こまめに掃除をして汚れを溜めない方が、すぐに終わりますし、気持ちも楽ですよね。


四元歯科に歯科衛生士が在籍する理由


蓄積した歯石は、歯ブラシでは取りきることができなくなってしまいます。
「歯石=細菌の塊」ですから、歯周病の原因となって歯茎や骨に悪影響を与える原因となります。


虫歯をチェックするだけでは、お口のリスクの 32%をクリアしたにすぎません。


この図からもわかるように、歯を失う原因のうち、虫歯は約 32%です。
虫歯予防のみで定期健診に通い続けることだけでは不十分であり、歯周病へアプローチすることも大切です。

歯周病は、歯と歯肉の間が十分に磨けておらず、そこに多くの細菌(歯垢)が溜まり、歯肉のふちが炎症を帯びて赤くなったり、腫れたりする病気です。
ただ、痛みはほとんどの場合ありません。

歯周病が進行すると、「歯周ポケット」と呼ばれる歯と歯肉の溝が深くなります。
更に進行していくと、歯を支える土台である「歯槽骨」という骨が溶けて歯がグラグラと動くようになり、重度の場合は抜歯をしなければいけません。



こうならないために、歯周病予防のプロフェッショナルである「歯科衛生士」がいるのです。

歯周病の原因は「歯垢」です。それを溜めない、増やさないことが最も大切なこと。
四元歯科の定期健診では、歯科医師の虫歯のチェックに加え、歯科衛生士が専用の機械を使用してお口のクリーニング・歯石除去を行うことで、安全・確実に歯周病にもアプローチしていきます。

歯科医院といえば「痛い」「怖い」のイメージが強いですが、健診が終わった後は、「お口がさっぱりして気持ちいい!」と大変好評です。


3.虫歯・歯周病の改善=口臭予防


もう一つ、定期健診を受けるメリットがあります。それは、「口臭の改善」です。
虫歯や歯周病は、口臭の主な原因であるということをご存知でしょうか?

「口臭」は、全身の疾患が原因で起こる場合もありますが、その原因の90%以上は口の中にあります。



虫歯、歯肉炎、歯周病、歯石、舌苔や、年齢の変化に伴う唾液の減少、入れ歯のお手入れ不足などにより口臭が生じてしまうのです。
歯並びや磨き方の癖も、人それぞれ違います。磨き残しが付きやすい場所、歯石が溜まりやすい場所が必ずあります。

四元歯科では、歯科衛生士があなたのお口に合わせた磨き方や、使いやすいフロス(糸ようじ)などをご紹介しながら、毎日のお手入れ方法についてアドバイスさせていただきます。

定期健診で虫歯・歯周病のないお口を保ち、クリーニングで汚れをこまめに除去、そして普段のお手入れを見直すことで、お口の中はクリーンな状態に保たれます。

定期健診は、“健康で清潔なお口を保つためにも欠かせないもの”といえるのではないでしょうか。

4.健康保険が適用されます

四元歯科の定期健診は健康保険が適用されますので、お子さまからご年配の方まで安心して受診していただけます。
受診の際には、保険証・医療証を受付にてご提示ください


なぜ、早く始めるほど良いのか?
年齢別にみる定期健診のメリット


定期健診を受けることで、あなたのお口の「今」だけでなく、長い目で見た「将来」においても価値を感じていただくことができます。
だからこそ、早く始めるのが「吉」といえます。あなたやあなたのご家族にも、あてはまることがあるのではないでしょうか?


乳児〜永久歯が生え始める頃


体の成長と同じく、お口の中の変化が早い時期です。
仕上げ磨きがきちんとできているか、おやつの種類やタイミング、歯並び、口臭、指しゃぶりの癖が抜けない・・・など、お母さまたちからはたくさんの質問が寄せられます。

「どうせ抜けるから」と虫歯をそのままにすると、後から生えてくる永久歯にも影響してしまいます。
正しい知識をお子様と一緒につけて、不安をなくしていきましょう。

また、小さな頃から歯医者に慣れることができます。
痛くなってから歯医者へ通い、泣いて暴れて・・・という状態になるのは、お母さんにとっても大変ですよね。


12歳〜


永久歯が全て生え揃う頃。
歯が痛くなったか、学校の健診で「要健診」という紙をもらって歯科医院へいらっしゃる方が多いです。
生えたばかりの永久歯はまだ歯質が十分に完成されておらず、酸に溶けやすいといったリスクがあり、年に 1 回の健診ではカバーしきれない可能性があります。

虫歯・歯肉炎の予防と、状態に合わせてフッ素の塗布などを行い、丈夫な歯に育てていきます。
お子様の永久歯が生えてこないと心配される親御さんも多く、そういった場合はレントゲンを撮影することで、永久歯がきちんと生えてくるかといった診断も可能です。

20代・30 代

気力・体力も充実し、仕事やプライベートでも、環境の変化が大きい時期ですね。
この時期のケアが適切にできていないと、40 代以降で一気に歯周病が進んでいく傾向があります。
2016 年の調査結果では、年齢を重ねるにつれて歯周ポケットが4㎜以上ある方が急増していることが分かりました。
また、どの年代においても高い割合を示しています。


厚生労働省 平成28年しか疾患実態調査結果 参照


また女性の方は、妊娠をすると女性ホルモンの影響で歯肉炎にかかりやすくなること、歯周病が原因で低体重児早産などのリスクが高くなることが指摘されています。

「虫歯が痛くなったら削る」のではなく正しいケアを早めに生活に取り入れてはいかかでしょうか。
清潔で美しいお口で、積極的に過ごしていただきたい時期でもあります。


40代~


歯周病リスクを減らすことがポイントです。
これまでに、「痛くなったら削る」を繰り返していた方が、「再発」や「歯茎が下がった」など色々なトラブルを感じ始める頃。

若い方では、20・30 代から入れ歯の方もいらっしゃるほどです。
歯周病が進行している場合、糖尿病や脳梗塞・心筋梗塞など、全身の健康にも関わってきます。

また、処置に時間がかかることもあるため、「早めの受診が鍵」となります。



50代~


子育てが落ち着いて旅行・会食など自由な時間が増え、職場では部下を持ち、社内外の方と接する重要なポジションを担う方も多いのではないでしょうか。
「定期健診」は、まだまだこれからの人生を楽しく・健康に過ごすための「投資」のようなもの。
自分の歯で、好きなものを食べられる喜びをいつまでも楽しみたいと思いませんか?

かわいいお孫さんやご友人とのコミュニケーションを楽しむためにも、歯を守り・口臭を防ぐ健診はおすすめです。


60代〜


自分の歯を健康に保てている方は、そうでない方に比べて転倒や認知症のリスクが低くなることをご存知でしょうか。

また、歯磨きが不十分、入れ歯のお手入れが正しくできていないなど、お口の中が不衛生な状態であると「肺炎」をはじめとした全身疾患の原因となることがあります。

定期健診では、現在お使いの入れ歯の洗浄などもさせていただき、歯や歯茎の健康を管理していきます。

もう遅い、ということはありません。

いかがでしょうか。
世代によって気にされるポイントは異なりますが、定期検診を受診することは全ての世代でそれぞれのお悩みにアプローチできるといえます。


四元歯科の定期健診の流れ


定期健診では、歯科医師・歯科衛生士がそれぞれの見地から、あなたのお口の状態を直接チェックしていきます。


四元歯科の定期健診でわかること


「健診」と言っても、医院によってチェックするポイントはそれぞれ違います。
虫歯のチェックだけを「健診」と呼ぶ医院も少なくありません。

四元歯科では、あなたのお口に潜む「虫歯」「歯周病」のリスクへアプローチするために、以下の項目をしっかりと検査していきます。

1.診断


むし歯のチェック 歯の表面、溝、裏側まで目視でしっかりと確認します。
初期虫歯の場合は、進行しないようにコントロールしていきます。
歯周病の検査 歯周ポケットの深さ、歯の動揺(ぐらつき)、歯茎の出血の有無、磨き残しの有無など 
詰め物の不具合の確認 詰め物の隙間や過去に治療した病気が再発していないかをチェックします。
詰め物・被せ物がよく外れる方は、虫歯や歯周病が進行している可能性があります。
噛み合わせのチェック 歯や歯茎に過度な力がかかっている場合、歯茎が下がったり歯が欠けたりすることがあります。
レントゲン撮影 目に見えない小さな虫歯、歯の隙間の虫歯などレントゲンでチェックします。
口腔内写真撮影 健康状態記録のためにカラー写真を撮影します。
治療後の経過や症状改善など患者様にもお見せしながら、目で見てお口の状況を理解していただき、口の状態を記録として残していきます。

問診 気になる症状やお悩みをヒアリングし、一人一人にあった治療計画を立てます。

2.急性症状の処置

痛みが強い場合、または検査の結果早急に治療する必要があった場合には、歯科医師による虫歯治療をします。
また、歯周病が進行している場合には症状が落ち着くまで歯科衛生士による処置を進めます。

3.定期健診へ


歯石・着色除去(クリーニング)
※歯石レベルにより方法は異なります
●スケーリング
スケーラーと呼ばれる専用の器具を使い、主に歯の表面の歯石やバイオフィルムを除去します。
歯茎の上についた歯石(縁上歯石)が対象です。
●ルートプレーニング
歯茎の内部に深く付着した歯石を除去する処置です。
歯周病が進行した方 にはルートプレーニングを行い、歯の根の表面を綺麗な状態にリセットします。
歯茎の中に溜まった歯石(縁下歯石)が対象です。
出血を伴うこともあり、必要に応じて麻酔をしてから処置を進めます。 
歯みがき指導 日々の歯磨きの仕方を、歯ブラシの選び方からご説明します。
お子様の仕上げ磨きの仕方などもお任せください。
生活習慣のチェック 食生活や睡眠時間から、あなたのリスクを見つけることができます。
普段喫煙される方、100%ジュースをよく飲む方など、それぞれ気を付けることや抱えるリスクは違います。
フッ素塗布 虫歯のリスクがある箇所を中心に、歯質を強くするためにフッ素を塗布します。
クリーニングで汚れを落としているので効果的にフッ素を取り込むことができます。
使用するのは医療用のフッ素。
市販の歯磨き粉や学校で受けられるものより濃度が高いものを塗布します。
PMTC
(機械的歯面清掃)
専用の清掃器具と研磨剤を使用し、歯の表面を磨いていきます。
お口の中のぬめり・ザラつきなどもサッパリ落とすことができます。

お口の状況は 1人1人違います。
四元歯科では、初回に時間をかけてしっかりと診断して、今のあなたのお口の現状をきちんとお伝えします。
そして、お話をしながらあなたに最適な健診内容をご提案します。

これからもずっと健康でいるために、健康習慣を始めましょう。
この小さな習慣の変化が、10 年先、20 年先に大きな差となって現れることでしょう。

「プロフェッショナルによる定期健診」と「日々の歯磨き」

それが、これからのあなたの笑顔につながっていきます。

四元歯科の定期健診をご希望の方は、お電話またはインターネットからご予約いただけます。
「健診希望」とお伝えください。

TEL:099-222-8541

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