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口腔粘膜の病変㊹

鹿児島市四元歯科 鈴木です。

口腔粘膜の病変 そのほかの異常および疾患の続きです。

 

5)肉芽腫性口唇炎
リンパ性浮腫、肉芽腫性炎症による口唇の腫脹、メルカーソン・ローゼンタール症候群の部分的症状、クローン病に併発します。
・発生頻度:比較的少ない。
・好発部位:口唇
・好発年齢:思春期以降
・性差:なし
❶症状⇒表面軽度紅潮、慢性の腫脹が持続、巨大口唇となる。びらんはみられない。溝状舌を伴うことがある。
❷診断⇒血管浮腫、血管腫、リンパ管腫、口唇化膿性炎
❸治療⇒誘因となる菌性感染症病巣の除去、ステロイド投与

6)クインケ浮腫
突然起こる皮膚や粘膜の限局性浮腫です。血管神経浮腫と同じです。アレルギーや蕁麻疹との関連が言われていますが、原因は明確ではありません。
❶症状⇒上唇を中心に眼瞼や頬部の浮腫が見られる。浮腫は数分から数時間続き自然に消失しますが、顎口腔領域以外の四肢皮膚などに症状がみられる場合もあります。その際は皮膚科受診が必要です。
❷診断⇒臨床症状で確認できますが、死亡する可能性がある遺伝性血管神経浮腫との鑑別が重要です。
❸治療⇒経過観察。アレルギーの関与が考えられる場合は、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬やステロイド薬などを投与します。


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