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口腔粘膜の病変㊲

鹿児島市四元歯科 鈴木です。

粘膜の出血および貧血を主徴とする疾患 出血性素因についてです。

 

出血性素因は、①血管壁の異常、②血小板の異常、③血液凝固の異常にわけられます。

1)血管壁の異常
(1)遺伝性出血性末梢血管拡張症(オスラー<Osler>病)
先天性に血管壁の異常がある疾患です。
①症状⇒①毛細血管性紫斑、②点状出血斑、③歯肉出血、④抜歯後出血、⑤口腔粘膜の易出血性
②診断⇒出血時間はときに延長、毛細血管抵抗試験陽性

(2)アレルギー性紫斑病
シェーンライン・ヘノッホ紫斑病ともいいます。後天性の疾患で4~7歳に多いです。アレルギーで血管が障害を受け紫斑を生じます。詳細な原因はふめいですが、種々のウイルス感染症や細菌感染症に続発することが多いです。A群β溶血性連鎖球菌感染症に続発するものはよく知られています。薬剤や食物などとの関連もあります。
①診断⇒①口腔粘膜の点状出血斑、②四肢皮膚の紫斑
②治療⇒一時的な経過観察


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