口腔粘膜の病変㊱
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
白血病の続きです。
2)顆粒白血球減少症
顆粒球減少症は通常、好中球減少症と同義語として用いられています。末梢血中で好中球が減少した状態です。原因としては外因性・内因性といろいろありますが、歯科・口腔外科領域では薬物誘発性顆粒球減少症に注意します。
①症状
口腔顎顔面領域の症状として、①歯肉など口腔粘膜の発赤、潰瘍、壊死など慢性的な口内炎症状、②咽頭痛、③頸部リンパ節の腫脹があります。
全体的な症状として、①易感染性、②悪寒、③発熱、④頭痛、⑤嘔気があります。
②診断
血液検査にて白血球数と白血球分画を調べ、顆粒状(好中球、好酸球、好塩基球)が2000/㎣以下になります。
③治療
重症感染症の予防、自己免疫が関与している場合にはステロイド薬やγ‐グロブリン療法