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口腔粘膜の病変㉞

鹿児島市四元歯科 鈴木です。

粘膜の出血および貧血を主徴とする疾患 白血球系の疾患の続きです。

▼白血病
(1)小児期はリンパ性白血病が多いですが、成人では骨髄性白血病が多いです。臨床症状はほとんど同じです。

①症状
口腔・顎顔面領域の症状として、①歯肉出血(歯肉ポケットからの無力性出血)、②歯肉内縁上皮の潰瘍、③歯間乳頭の壊死、④歯肉の疼痛、⑤歯肉表面の偽膜形成、⑥歯肉肥大、⑦歯痛と歯の動揺、⑧歯槽骨の吸収、⑨急性壊死性潰瘍性歯肉炎、⑩貧血による顔面蒼白、⑪鼻出血、⑫頸部リンパ節腫脹、⑬咽頭痛、⑭関節痛があります。
全身的な症状には、①貧血、②発熱、③紫斑、④リンパ節腫脹、⑤脾腫(ひしゅ)、⑥易感染性、⑦感冒様症状、⑧動悸・息切れ、⑨下痢があります。

②診断
血液検査を行い、末梢血液中の異常細胞の有無を確認します。白血球数は正常範囲内のこともあれば、むしろ減少している場合もあります。血液内科では骨髄穿刺(せんし)による骨髄検査で白血病細胞を確認します。
急性骨髄性白血病では白血病裂孔、ペルオキシダーゼ陽性、ときにアウエル(Auer)小体発現が認められます。

③治療
血液内科で化学療法、造血幹細胞移植法を行います。


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