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顎関節疾患③

鹿児島市四元歯科 鈴木です。

顎関節疾患3回目は顎関節脱臼についてです。

下顎頭が下顎窩から逸脱して復位しない状態で、
・脱臼の程度から:完全脱臼と不完全脱臼に
・脱臼の方向から:前方、側方、内方、後方脱臼に
・時間的経過から:新鮮脱臼と陳旧性脱臼に
分類され、脱臼を繰り返すものを習慣性脱臼といいます。ほとんどが前方脱臼です。
あくび、大笑い、号泣、歯科治療時の大開口などが原因で生じます。

①症状⇒前方脱臼では、閉口障害、下顎の前方突出、耳珠前方の陥凹、頬骨弓下部の膨隆、流涎などが認められます。片側性ではオトガイ部は健側に偏位しますが、両側性では偏位は認められません。症状から診断は容易ですが、エックス線検査は必須です。
②治療⇒新鮮例では徒手整復(ヒポクラテス法あるいはボルヘルス法)を行い、整復後はオトガイ帽などで開口制限と安静を図ります。陳旧性で徒手整復できない場合は全身麻酔下での整復や観血的整復が選択されます。


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