顎関節疾患①
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
顎・口腔領域の損傷および機能障害 今回からは顎関節疾患についてです。
▼顎関節症
顎関節症の疾患概念は「顎関節や咀嚼筋の疼痛、関節雑音、開口障害または顎運動異常を腫瘍症候とする慢性疾患の総括的診断名であり、その病態には咀嚼筋障害、関節包・靭帯障害、関節円板障害、変形性関節症などが含まれる」と定義されています。(日本顎関節学会 1996年)
①疫学
何らかの顎関節症状を自覚している人の割合(有症率)は14~58%とされています。女性が男性の2~3倍多く、全年代にみられますが、特に20歳台と50歳台にピークを有する2峰性の分布を示しています。
②病因
咬合異常、外傷、歯ぎしりや食いしばりなどの悪習癖、ストレスなどの他因子が関与して、発症ないし増悪すると考えられています。