歯および歯槽の外傷③
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
歯および歯槽の外傷3回目は歯の破折についてです。
外力により歯が破折した状態をいいます。破折部位によって歯冠部破折、歯根部破折、歯冠歯根部破折に分類され、程度によって亀裂、完全破折に分類されます。上顎前歯部に好発します。
症状⇒歯根膜炎の症状に加えて、歯冠部破折では破折による実質欠損が歯髄腔に及ぶものでは歯髄からの出血や露髄、自発痛、冷熱痛がみられます。軟組織の損傷や歯槽骨骨折を伴うこともあります。歯根部破折では自発痛、咬合痛、打診痛、歯の挺出感、動揺がみられ、エックス線検査で破折戦を認めます。
治療⇒歯冠部破折では保存修復処置を行います(露髄している場合は歯髄処置後に保尊修復処置を行う)。歯根部破折では歯根端切除または抜歯をします。