口腔軟組織の先天異常と発育異常④
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
口腔軟組織の先天異常と発育異常の4回目は口腔粘膜の異常についてです。
1)フォーダイス斑
粘膜下に栗粒大の帯黄色の小顆粒の集まりとして頬粘膜に多く見られるもので、男性に多いです。自覚症状はなく、病的なものではないので治療の必要はありません。
2)上皮真珠
乳歯萌出前の頬側歯槽堤上または歯槽頂にみられ、直径1~5mmの硬い白色球状物で、数個の結節としてみられることが多いです。乳児の成長に伴って消失するので治療の必要はありません。
3)エプスタイン真珠乳幼児の口蓋正中線上にみられる小結節で、乳児の成長とともに消失するので特に治療の必要はありません。
4)歯肉線維種症
乳幼児から出現する原因不明のびまん性(広範囲に症状があること)歯肉肥大症で、全顎にわたり歯肉肥大がみられ、正常歯肉よりやや白色を呈します。障害が強いときや美的障害が強いときは歯肉切除を行います。