口腔軟組織の先天異常と発育異常③
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
口腔軟組織の先天異常と発育異常3回目は口唇の異常についてです。
1)大唇症
巨大唇、巨唇症ともいいます。口唇が異常に肥大したもので、口唇の腫瘍やクインケ浮腫(皮膚や粘膜下に急に浮腫を生じる病気で、口腔領域では口唇、舌、口底部に一過性で無痛性の腫脹が現れます)によって起こります。治療は原因の除去や口唇の切除が行われます。
2)二重唇
赤唇部が二重になったもので、上唇、下唇ともにみられます。先天性のものと後天性のものとがあります。後者は弄舌癖(ろうぜつへき)や外傷によって生じます。治療には外科的切除が行われます。