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歯の発育異常②

鹿児島市四元歯科 鈴木です。

歯の発育異常2回目は、歯数の異常についてです。

 

歯数の異常には、過剰歯と欠如症があります。

1)過剰歯
乳歯20本、永久歯32本(親知らず4本含め)以外の歯が過剰歯です。正常の歯に近い形のものから円すい状、円柱状、奇形歯もあります。過剰歯は、①歯列不正、②不正咬合、③食物の停滞による過剰歯または隣の歯のう蝕(虫歯)、④歯冠周囲炎(親知らずの歯ぐき周りの炎症)の原因となります。
症状がない場合は特に治療の必要はありませんが、障害の原因となっている場合は抜歯します。また上顎側切歯(真ん中から2番目)の過剰歯は大半が無症状で、埋伏していることが多いですが、正中離開(真ん中の歯と歯の間に隙間ができること)の原因になっている場合は矯正歯科治療のために抜歯することがあります。

2)歯の欠如症(欠如歯)
①系統発生学的退化現象、②歯の発育期における栄養障害、③感染、④外傷、⑤放射線障害、⑥内分泌障害、⑦母親の妊娠中の栄養障害や梅毒、⑧風疹のり患、⑨遺伝などによっておこります。少数歯の欠如がみられる一部性歯牙欠如症と、多数歯の欠如がみられる全部性歯牙欠如症(無歯症)とがあります。
欠如しやすい歯は、乳歯では上下顎乳側切歯(真ん中から2番目)、永久歯では上下顎第三大臼歯(親知らず)、ついで上顎側切歯(真ん中から2番目)、上下顎第二小臼歯(真ん中から5番目)、下顎中切歯(1番真ん中)などで、第一大臼歯(真ん中から6番目)が欠如することはまれです。
少数歯の欠如ではしょうがいはほとんどみられませんが、多数歯欠如では咀嚼障害や美的障害が生じるため、比較的若いときから補綴的(被せもの、義歯等)治療が必要となります。


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