小児の診療 鎮静・減痛下の対応法③
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
鎮静・減痛下の対応法の3回目は聴覚減痛法(オーディオアナルゲジア)についてです。
歯科治療時には、歯を削るときの切削音、バキュームの吸引音など不快な音刺激が多く発生します。これらの音を遮るために、ヘッドホンやイヤホンなどを用いて、子供の好きな音楽や物語などを聞かせ、不安や緊張、恐怖心を軽減しようとする方法です。完全に音を遮断することは難しいですが、小児の興味を引き付け、歯科治療への注意力を分散させ、緊張の軽減により痛みの閾値を高くすることも期待できます。ただし、泣き騒いでいる小児では、ヘッドホンをつけることも嫌がるので、おとなしいが不安感の強い小児に適応となります。楽しんで聞けることから、小児の興味を引く方法です。