小児の診療 抑制的対応法①
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
今回からは抑制的対応法の種類についてです。
小児歯科では、治療を嫌がって泣いたり暴れたりする小児は珍しくないですがどのような行動や態度を示す場合にも安全・確実な治療を行わなければなりません。このため、治療に適応できない小児に対して、抑制的対応法を用いることがあります。その際は、保護者の方に了承を得てから行います。
▼ハンドオーバーマウス法
術者(先生・衛生士)の話を聞き入れようとせず、興奮して大声を出したり暴れたりする小児の注意を術者に向け、治療に協力させるために行われる方法です。術者は小児の口を手で押さえて、泣き声が出ないようにし、落ち着いた声で泣きわめいていると治療が出来ないこと、静かに出来たら手を離すことなどについて説明をします。聞き入れることが出来たら術者は手を離します。
説明を理解できる小児でないと有効ではないので、低年齢児や障害児にはあまり向かないです。