食べる機能の発達
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
出生直後の赤ちゃんは、原始反射(※)の探索反射、吸啜反射、哺乳反射を繰り返すうちに自立哺乳能力が獲得するといわれています。離乳期には、口腔機能の発達に合わせ食物の硬さを調製した調理の工夫をします。唇と閉じてごっくんと飲み込むところから始まり、舌、歯肉でつぶせる硬さ、歯でかみつぶせる硬さと徐々に慣らしていき、最終的には大人と近い食事ができるようになります。同じ月齢の子供と比較せずに、その子が獲得している口腔の運動機能、咀嚼機能に合わせることが大切です。
また、脳の発達により、食べ方に手先の共同動作が加わってきます、手づかみ食べからスプーン、フォークが使えるようになり、箸の練習へとなります。
(※)
原始反射とは、新生児期や乳児期の早期にみられる無条件反射のことです。モロー反射や把握反射などがあります。
モロー反射は、外界からの刺激に対して反射的に身体と動かす反応のこと。
把握反射は、みえていなくても手に物を触れさせると無意識に握ろうとする反応のこと。