小児にみられる口腔粘膜の異常②
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
前回からの続きです。
⑶麻疹(コプリック班)
麻疹ウイルスの感染症で、いわゆる「はしか」です。全身に発疹が現れる2~4日前に、臼歯部頬粘膜に周囲が発赤した白色から灰白色の小さな斑点が現れます。これがコプリック班で、麻疹の診断に重要です。
⑷水痘:すいとう(帯状疱疹:たいじょうほうしん)
水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症です。初感染時の症状が水痘で、一般的に「みずぼうそう」とよばれています。初感染の治癒後、神経節などに潜伏したウイルスが再活性化して現れる症状が帯状疱疹です。体幹を中心に発疹が現れ、小水痘から痂皮(かひ:かさぶたのこと)形成へと変化していきます。