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小児にみられる歯周疾患③ 歯周炎

鹿児島市四元歯科 鈴木です。

小児にみられる歯周疾患3回目は歯周炎についてです。

 

小児期に発生する歯周炎はきわめてまれで、これまでその発症時期から前思春期性歯周炎および若年性歯周炎とよばれてきました。1999年に改訂されたアメリカ歯周病学会の分類では、ともに侵襲性歯周炎に一括されています。

⑴前思春期性歯周炎
乳歯列期に発症する歯周炎で、広汎型(全身型)と局所型があります。いずれの型においても、歯肉の炎症、急速な骨破壊、歯の動揺と喪失が見られます。広汎型は全身疾患に伴う局所所見として現れることが多いです。

⑵若年性歯周炎
混合歯列期から永久歯列期にかけて発症する歯周炎で、中高生の女子に多いです。上顎前歯と第一大臼歯部の動揺が主な症状で、歯槽骨吸収がみられます。白血球の機能不全を伴うことが多いです。歯槽骨の吸収速度が速く、早期発見・早期治療が重要です。処置としては、徹底した口腔清掃とスケーリング(歯石除去)で、歯槽骨の吸収については、抗菌薬の局所塗布を行うことにより進行を止める事が出来ます。


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