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小児にみられるう蝕⑥ 幼若永久歯のう蝕

鹿児島市四元歯科 鈴木です。

小児にみられるう蝕6回目は幼若永久歯のう蝕についてです。

 

⑴幼若永久歯の特徴
歯根が未完成の幼若永久歯は次のような理由でう蝕になりやすいです。
①咬合面の小窩裂溝が深く、形態が複雑である
②エナメル質の石灰化が不十分(未成熟)で、耐酸性が低い
③象牙質が薄く歯髄腔(歯の神経の歯髄が入っている部分)が大きいため、歯髄に波及しやすい
④歯根が未完成なため、歯内療法(歯の根元・神経の治療)が難しく、予後不良である

⑵第一大臼歯のう蝕
歯科疾患実態調査(2005年)において、第一大臼歯のう蝕罹患率は10~14歳の小児で上顎が25%、下顎41%で永久歯の中で最も高い罹患率示しています。
萌出直後の第一大臼歯は、乳臼歯の奥側に萌出するため、その萌出に気づくのが遅れること、また通常のブラッシングでは歯ブラシが歯面に当たらず清掃が不十分になること、さらに完全萌出に時間がかかるため、咬合することによる自浄作用が長期間期待できないことなどが原因でう蝕になりやすいです。


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