歯周組織検査④
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
歯周組織検査4回目は【歯の動揺度】についてです。
歯周病が進行すると、歯周支持組織の破壊が進行し、歯が動揺(グラグラする)するようになります。歯の動揺は生理的動揺と病的動揺にわかれます。
生理的動揺とは、健康な歯周組織における動揺であり、歯根膜の厚さ(約0.2mm)の範囲内です。
病的動揺とはそれ以上の動揺をいい、その程度を表すのにMillerの分類がよく用いられます。
0度:生理的動揺 ・動くことをほとんど感じない、他の歯に比べ下の前歯はやや大きい
1度:軽度の動揺 ・唇舌方向にわずか(0.2~1.0mm)に動く、生理的動揺よりもわずかに大きいと感じる
2度:中程度の動揺 ・1.0~2.0mm動く
3度:重度の動揺 ・2mm以上動く、垂直方向にも動く
過度の動揺は、口腔機能に障害を与えるため、必要に応じて歯科医師によるかみ合わせの調整や歯の固定が行われます。