全身疾患と歯周病予防②
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
全身疾患と歯周病予防2回目は【骨粗しょう症】についてです。
骨粗しょう症にかかっている方は、骨密度が低下するため細菌の侵襲を受けやすく、骨粗しょう症ではない人に比べ、歯周病の検査時の出血が高く、歯周病の進行が速い傾向にあります。また、骨粗しょう症にかかっている方では、レントゲンの写真で歯の骨が見えづらくなっています。全身のレントゲンではなく歯のレントゲンでも骨粗しょう症の疑いがわかります。
骨粗しょう症の大きな原因は、女性ホルモンであるエストロゲンの不足であり、これにより破骨細胞(古い骨を壊す)が刺激され、骨密度が低下するので閉経後の女性は特に注意が必要です。
カルシウムの摂取不足、日光不足、運動不足、若年期の過度のダイエットなども骨粗しょう症の原因になります。
◎食生活
緑黄色野菜、魚介類、みそ汁、牛乳などからビタミンDやカルシウムを十分摂取し、バランスのとれた食事を行うことが大事です。また、大豆イソフラボンの化学構造はエストロゲンの構造に似ていて同じ働きを起こすため、特にエストロゲン不足による場合の骨粗しょう症は大豆製品の摂取を心掛けるようにしましょう。
◎運動
日光浴により体内にビタミンDがつくられることでカルシウムの吸収が促進されることや、カルシウムのを骨に結合させるためには適度な運動が必要です。日に当たりながらの散歩が適しているため30分程度の散歩を行うようにしましょう。