全身疾患と歯周病予防①
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
今回は【全身疾患と歯周病予防】についてです。
以前全身疾患が歯周病と関わりがあることを説明しましたが、今回はどう歯周病のケアをしていくのかについてのお話です。
◎糖尿病
糖尿病患者は免疫力が低下し、易感染性(感染しやすい状態)となっており、歯周病の悪化や治癒の遅延を招きます。また、血糖コントロールが不良の場合は、多尿により口腔乾燥症を引き起こし、口腔内の環境を悪化させます。
①食事療法をしている
血糖コントロールのため、間食含め1日に4~5回の食事をしている方は、なるべく食べすぎないようにしましょう。
頻回の摂食により、プラークが付着する恐れが高くなるため、食後はできるだけ歯磨きをするようにしましょう。難しい場合はブクブクうがいだけでもしましょう。
②運動療法をしている
運動後にスポーツ飲料をよく摂取している方は注意です。
スポーツ飲料には糖分を多く含むものもあり、糖尿病が悪化するだけではなく、プラーク増加することや、高い酸性度により歯に悪影響を及ぼすことがあります。なるべく糖分控えめのものや糖分フリーの飲料にしましょう。
③血糖コントロール状態の把握
血糖コントロール不良の場合は、歯周病の進行が速いばかりでなく、治療に対する反応も悪いです。来院された際は最近のHbA1cの値がどれくらいだったか伝えるようにしましょう。