歯周疾患の原因⑩ ~根分岐部病変~
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
歯周疾患の原因10回目は【根分岐部病変】についてです。
そもそも根分岐部とは、臼歯部の歯の根っこが2本以上ある歯の根と根の間の部分のことを指します。この部分に歯周病が進み、歯周組織が破壊された状態を根分岐部病変といいます。
根分岐部病変の程度はプローブと呼ばれる器具を使って測っていきます。
1度 (初期) : 根分岐部にプローブは入るが、歯の幅の1/3以内
2度 (部分期) : 根分岐部にプローブが1/3以上入るが、貫通はしない
3度 (全体期) : 根分岐部にプローブを入れると、プローブが貫通する
LindheとNymanの分類 ではこのように分類されてます。
3度となるとほとんど抜歯適用になりますが、1度・2度では抜歯ではなく、スケーリング・ブラッシングで歯肉の状態を整えて歯周外科治療で歯肉の再生を行っていく方法もあります。ですが、外科治療後まったく悪くならないとは言い切れません。その後のお手入れをしっかりとしていくかどうかが大事になってくるので定期的なメンテナンス、セルフケアをしっかりとしていくようにしましょう。