歯周疾患の原因⑦ ~口呼吸~
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
歯周疾患の原因7回目は局所性修飾因子の【口呼吸】についてです。
口呼吸がある方には、上の前歯などの局所が乾燥状態に陥り、自浄作用(歯や筋肉の動きや唾液などで自然に清掃が行われる形)が低下し、プラークの蓄積量が増加していることが多いです。
口呼吸が疑われる方にみられる特徴的な口腔内所見としては、口呼吸線とテンションリッジがあります。
口呼吸線は前歯の唇側の歯肉の発赤、腫れで、その位置は閉鎖不全(口が空いた状態)を起こした状態の口唇のラインと一致します。
テンションリッジは、上の前歯の裏側の歯肉にみられる提状の腫れで、その内側の歯と歯茎の境目にある歯肉には強い炎症所見がみられます。
矯正治療や、口唇閉鎖訓練、あるいはオーラルスクリーン(前歯につけるシールドのようなもの)などによって症状は改善されていきます。