歯肉炎の種類⑦
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
歯肉炎の種類7回目です。
前回に引き続き、プラークを原因としない歯肉炎のお話しになります。
☆慢性剥離性歯肉炎
歯肉の発赤、水泡形成に続き、歯肉上皮(表面の皮)の剥離・脱落などの症状が慢性的にみられます。剥離・脱落直後は擦過痛(歯ブラシやつまようじなどで歯を擦った際に起こる痛み)や刺激食物などによって灼熱感を訴えることもあります。
一般に生理不順や閉経後の女性に多く見られる症状です。
原因は明らかにされないですが、ホルモンバランスの関係などが関与しているのではないかと考えられます。
治療法としてはやわらかい歯ブラシで磨くこと、フロスなどの補助用具を使い丁寧に歯磨きをすること。歯医者に受診して抗生剤の薬を入れてもらうなどすることによって症状はよくなっていきます。
☆アレルギー性歯肉炎
金属・レジンなどの修復物や補綴物(銀歯)の歯と歯茎の境目にみられるアレルギー性の歯肉炎です。境目のところにプラークが蓄積されていることが多いです。
☆外傷性歯肉炎
薬物などによる科学的な刺激、歯ブラシの不適切な使用などによる物理的な刺激、あるいは飲食物などの温度刺激による歯肉部の炎症であり、一過性のものになります。