歯肉炎の種類⑤
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
歯肉炎の種類5回目です。
今回は薬物性歯肉増殖症についてです。
薬物性歯肉増殖症とは、特定の薬剤を常用している方にみられ、歯肉の著しい増殖、高度な歯肉ポケットの形成を特徴とする歯肉炎です。
服用している薬剤が歯肉の細胞に作用して歯肉の代謝に影響を及ぼし、歯肉の増殖が起こるとされてます。
歯肉増殖を惹起する薬剤として有名なのが抗けいれん薬である<strong>フェニトイン(ダイランチン)</strong>、降圧薬である<strong>ニフェジピン</strong>、そして臓器移植患者に用いられる免疫抑制剤である<strong>シクロスポリン</strong>などが知られています。
歯肉炎の直接の原因はプラークであり、そのプラークをうまく除去することによって症状は軽減しますが、発症するとコントロールが難しく、また消失後に再発することも多いです。医科の担当医と相談をして服用している薬の中止あるいは変更することによって症状が軽減することもあります。