歯周組織の構造②
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
歯周組織の構造、今回は【歯根膜】についてです。
歯根膜は歯根組織を取り囲む脈管系や神経を含んだ線維からなる結合組織であり、その幅は約0.2mmです。主にコラーゲン線維で構成され、歯周靭帯とも呼ばれます。この繊維はシャーピー線維として、一方が歯根周囲のセメント質へ、他方が歯槽骨へ埋入されており、歯を歯槽窩内に連結させてハンモックのように吊り下げています。
歯根膜は咬む時の力を緩衝させる役割があります。
歯根膜に炎症が起きる【歯根膜炎】になると咬んだ時に痛みが出る【咬合痛】が起こります。
歯根膜炎を放置していると歯の骨を溶かしてしまったり歯周病が悪化することもあります。
咬合痛が起こった場合はかみ合わせを調整したり抗生剤で様子を見ていきますがそれでも痛みが強い場合は根っこの治療が必要だったり、マウスピース作製が必要になってきます。