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歯は炭酸で溶けるのか(実験その1)

こんにちは。

みなさん、むし歯ってどうやってなるかご存知ですか?

むし歯とは、ひとことで言うと酸によって歯が溶かされる病気のことです。
チョコレートやキャラメル、アメなどのお菓子に代表される砂糖を含む食べ物とむし歯には、
とても深い関係があります。
むし歯の原因となるのは、「ミュータンス菌」という細菌です。
この細菌は、口の中に砂糖が入ってくると、活発に働いて歯垢をつくります。
そして、歯垢の中で酸をつくります。むし歯は、この酸によって歯が溶かされる病気です。
つまり、口の中のPHが酸性に傾くことにより歯が溶けてしまうんです。

そこで、わたしが考えたのが、
常に酸性の状態であればどれくらい歯が溶けるのかという実験を行うことにしました。
まず用意したものは、歯を2本準備しました。


自分の歯です。矯正を始めており、ちょうど最近抜きました。笑
下顎の4番目の歯になります。
これを機会に実験台になってもらいます(^∀^)

次に用意するものは、炭酸水です。
虫歯になるには砂糖の含有にも進行が影響してくるため、今回は、砂糖の入ってない炭酸水と、砂糖含有してる炭酸水と2種類を比べてみることにしました。

ウィルキンソンの タンサン PET500mlです。
○栄養成分
エネルギー(kcal)    0
たんぱく質(g)    0
脂質(g)    0
炭水化物(g)    0
食塩相当量(g)    0
リン(mg)    1未満
カリウム(mg)    1未満
カフェイン(mg)    -
○原材料名
水/炭酸


三ツ矢サイダー PET500ml です
○栄養成分
エネルギー(kcal)    42
たんぱく質(g)    0
脂質(g)    0
炭水化物(g)    11
食塩相当量(g)    0.02
○原材料名
砂糖類(果糖ぶどう糖液糖、砂糖)/炭酸、香料、酸味料


炭酸水をそれぞれ同じ量づつ入れ観察します。
筒の蓋に砂糖が含有されているものを”有”として砂糖が含有されていない炭酸水を”無”と区別しました。


実験開始~

いざ実験開始です。どれくらいのスピードで歯が溶けていくのでしょうか?


泡が出てます
左が”有” 右が”無” です


一時間後


泡はだいぶ減り、分かりづらいですが、最初よりか気持ち歯が全体的に白くなりました。

まだまだ歯は溶けてないようです笑(気が早い)
この続きはまた明日発表します。


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