小児の発達段階と口腔の変化②
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
前回の口腔の発達段階の続きです。
▼混合歯列前期
下顎第一大臼歯(前から6番目の永久歯)あるいは下顎中切歯(一番前の永久歯)が生え始める6歳ごろから上顎側切歯(前から2番目の永久歯)が生え終わる9歳ごろまでをさします。
この時期の顎の成長が著しく、顎の幅や深さが大きくなります。顎の成長の遅れにより、下顎切歯(下の前歯)の叢生(歯並びが悪くなること)が引き起こされることもありますが、顎の成長に伴い正しい位置に配列されるようになります。
▼混合歯列後期
上顎側切歯が生え終わる9歳頃から、上顎あるいは下顎第二小臼歯(前から5番目の永久歯)が生え終わる11歳頃までをさします。
▼永久歯列期
一般には、すべての乳歯が抜け落ち、口腔内には永久歯のみとなった時期をさしますが、小児歯科では下顎第二大臼歯(前から7番目の永久歯)が生え始める12歳頃から、上顎第二大臼歯が生え終わる14歳頃までをさします。
高校受験時期と重なるため、食生活や口腔清掃が不規則となり、虫歯や歯肉炎を引き起こしやすいです。若年性歯周炎はこの時期に発症します。