軟組織の損傷③
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
顎・口腔領域の損傷および機能障害、軟組織の損傷3回目は温度的損傷についてです。
1)熱傷(火傷)
高温により生じた皮膚や粘膜の組織損傷です。
①原因⇒熱湯。高温の飲食物、たばこ、歯科治療中の加熱された器具や歯科材料などによる
②症状⇒熱傷の程度は作用した熱の温度と時間によって異なる。皮膚の場合は熱傷の深達度によりⅠ度(表皮のみの損傷)、Ⅱ度(真皮に及ぶ損傷)、Ⅲ度(表皮と真皮全層の損傷)に分類されています。
2)凍傷
主に寒冷作用により血管壁および組織が侵されて生じた局所の損害、症状は熱傷に類似します。
①原因⇒長時間の寒冷刺激、低温の液体や固体の接触、凍結外科の際の偶発事故
②症状⇒紅斑、水疱形成、潰瘍形成、組織の壊死などがみられますが、軽度のものは自然治癒します。