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小児の摂食・嚥下障害の特徴

鹿児島市四元歯科 鈴木です。

 

摂食・嚥下とは、食物を認知するところから始まり、取り組んだ食物が口腔・咽頭・食道を経て胃に至るまでの過程をいいます。
健常児では、生後の摂食機能は哺乳反射’(ミルクやおっぱいを飲むこと)に始まり、やがて指しゃぶりや玩具をなめることなどにより口唇・舌・頬・顎の運動機能が発達し、離乳期を経て固形物の摂取が可能な咀嚼機能の獲得段階へと進みます。最終的にはスプーンなどを使って自分で食器から食べ物を運び、咀嚼・嚥下ができるようになります。この摂食機能の獲得段階において何らかの障害が発生すると、特徴的な症状を呈することになります。
小児にみられる摂食・嚥下障害は、顎や口腔咽頭領域の形態異常によるものと、神経や筋などの障害によるものがあります。前者の代表的な例は、唇顎口蓋裂を有する小児であり、脳性麻痺や染色体異常などによって運動機能発達や知的発達に障害のある小児は後者に属し、摂食・嚥下機能に何らかの異常あるいは遅れを示すことが多いです。摂食・嚥下障害は低栄養や脱水、誤嚥性肺炎の原因になりやすく、障害が重度の場合には、経管栄養あるいは胃ろうによる栄養摂取が必要となります。


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