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小児にみられる口腔粘膜の異常①

鹿児島市四元歯科 鈴木です。

今回は小児にみられる口腔粘膜の異常です。

⑴ヘルペス(疱疹ほうしん)性口内炎
単純性ヘルペスウイルス感染による口内炎で、2~5歳の小児に発症します。飛沫感染で、潜伏期は1週間です。
(※飛沫感染:唾液やたんの飛沫(飛び散った細かいしずく)などにより起こる感染のことです。)
発熱、歯肉の腫れと、特徴的な水泡が歯肉、口唇、舌、頬粘膜、口蓋粘膜などに現れます。食物を摂取しようとしても激しい痛みのため、乳幼児では水分や食物の摂取ができなくなることがあります。
臨床症状は14日ぐらいで消え、潰瘍は瘢痕(はんこん)を残さず治りますが、ごくまれに重篤な合併症として無菌性髄膜炎や脳症を引き起こすことがあります。

⑵アフタ性口内炎
原因は不明で、アレルギー、ビタミン欠乏、ストレスなど、免疫力の低下とも考えられています。口腔粘膜に直径1~10mmの孤立性の小潰瘍が発生し、痛みがあります。処置は口腔内の洗浄、軟膏を塗るなどの対症療法が行われます。通常は2週間ほどで治ります。


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