小児にみられる歯周疾患① 小児の歯周組織
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
今回からは「小児にみられる歯周疾患」についてです。
歯周疾患はプラーク細菌により発生する感染症で、グラム陰性の嫌気性球菌が関与していると考えられています。小児の歯周疾患はほとんどが歯肉炎で、歯槽骨(歯を支える骨)の吸収とアタッチメントロスが認められる歯周炎は極めて少ないです。
※アタッチメントロス
アタッチメントレベル(付着の位置)が根尖側に移動することをアタッチメントロス(付着の喪失)といいます。
▼小児の歯周組織
乳歯列期の歯周組織は弾力に富み、血液循環がよく、外的刺激に対する応答が速いため、障害を受けにくく、仮に障害を受けても回復が早いです。歯肉溝も浅いです。
萌出中の永久歯の歯肉溝は深いですが、機能を営むようになると浅くなります。