小児にみられるう蝕① う蝕の原因
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
今回は小児にみられるう蝕(虫歯)についてです。
小児のう蝕は、母親から伝播したう蝕の原因菌であるミュータンスレンサ球菌によって引きこされる感染症であり、食生活がその発生に深く関わっています。
ミュータンスレンサ球菌の感染源は多くの場合、母親の唾液です。母から子供へ感染する起因として、唾液中のミュータンスレンサ球菌の菌量と母親の唾液が子供の口の中に入る頻度、それにミュータンスレンサ球菌が子供の口の中に入ったときに口の中にスクロース(砂糖)があるかどうかがあげられます。
母親がう蝕になり唾液中に多くのミュータンスレンサ球菌を有している場合、自分の食器でスクロースを含む食物を子供に分け与えていると、子供は早期にしかも重度にミュータンスレンサ球菌の感染を受けることになります。