乳歯・幼若永久歯の特徴① 乳歯の特徴
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
今回は乳歯・幼若永久歯の特徴についてです。
◎乳歯の形態的特徴
乳歯は上下顎それぞれ10歯の合計20歯で、乳前歯(乳中切歯、乳側切歯、乳犬歯:真ん中、2番目、3番目の歯)12歯と乳臼歯(第一乳臼歯、第二乳臼歯:4番目、5番目の歯)8歯よりなります。
乳前歯は大きさが後継永久歯(永久歯の1番~5番目の歯)よりも明らかに小さいものの、形は基本的には後継永久歯に似ています。
しかし乳臼歯は後継永久歯とは異なる形態をし、第二乳臼歯は後継永久歯である第二小臼歯よりも第一大臼歯に似ています。
◎乳歯歯の組織学的特徴
乳歯のエナメル質の厚さは永久歯の約1/2であり、象牙質の厚さも約1/2です。
また乳歯のセメント質も永久歯と比較して薄いです。
◎乳歯の物理化学的特徴
乳歯の硬度は永久歯より低いです。これは永久歯に比べて有機質が多く、結晶のサイズも小さいためです。したがって乳歯は虫歯になりやすく、進行も早いのです。