口腔清掃方法⑥フッ化物配合歯磨剤
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
前回の歯磨剤からの続きで、フッ化物配合歯磨剤についてです。
歯磨剤の多くはフッ化物配合歯磨剤です。これは幼児から高齢者まで、誰もが家庭や職場でセルフケアとして実施できるフッ化物応用法でもあります。
特徴としては、
①日常の歯磨きに取り組むことで簡単に虫歯予防に応用できる
②誰でも簡単に入手できる
③歯磨剤として用いるため、全量を飲み込んでしまう危険は少ない
④ほかのフッ化物局所応用法と併用できる
⑤1日に数回使用することにより、初期の脱灰(歯が溶けること)歯面の再石灰化(溶けた歯の修復)を促進させる機会が増えます。
使用量と使用方法は、
①年齢に応じた量の歯磨剤を歯ブラシにつける
⇒6か月:子供の切った爪程度の少量
⇒3歳~5歳:5mm以下
⇒6歳~14歳:1cm程度
⇒15歳以上:2cm程度
②磨く前に歯磨剤を歯面全体に広げる
③2~3分間、歯磨剤による泡立ちを保つような歯磨きをする
④歯磨剤を吐き出す
⑤10~15mLの水を口に含む
⑥5秒程度軽くブクブクうがいをする
⑦洗口は1回のみとする
⑧その後1~2時間程度は飲食をしないことが望ましい
歯磨きした後はよくうがいをされるとは思いますが、フッ素の成分を口腔内に残すためにもなるべく1回のうがいで終わるようにしましょう。