フッ化物の応用①
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
今回はフッ化物(フッ素)についてのお話です。
①フッ化物とは
フッ素(F)は歯や骨をつくる石灰化には欠かせない物質です。フッ素は、日常的に飲料水(上水道水、簡易水道水、井戸水)やお茶などから摂取されています。さらに、食品由来のフッ化物も多く、特に海産物中には高濃度のフッ化物が含まれています。ですが食品からのフッ化物の体内吸収率は低いのです。
②日本人のフッ化物摂取量
日本人が通常摂取するフッ化物は、水道水へのフッ化物添加(水道水フロリデーション)が行われていないので、飲料水からの摂取量は少ないですが、お茶からの摂取頻度が多いです。また、海産物の摂取量も多いため、様々な食品からのフッ化物摂取量はおよそ1~3mg/日です。
③フッ化物の代謝
飲食物として摂取されたフッ化物は胃と腸管から速やかに吸収されます。吸収率および腸の状態、飲食物の形状と構成成分により異なりますが、水に溶けた状態で摂取した場合が最も高く、ほぼ90%が吸収されます。