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ライフステージ㉙

鹿児島市四元歯科 鈴木です。

ライフステージ29回目は障害者の口腔の特徴についてです。

障害者は口腔の機能・形態の障害から、歯科治療を受け入れることを困難とするさまざまな問題を抱えています。一般に口腔内の状況は悪いことが多く、また、本人がうまく症状を説明できない、介護者の認識が口腔まで及ばない場合があること、医療機関の受け入れ態勢の不十分さなどから、放置されて悪化してしまうことも少なくありません。

1)口腔の症状
上記の状況から、障害者には下記のような口腔の症状が見られます。
①う蝕(虫歯)、エナメル質減形成(歯が形成される段階でうまくエナメル質がつくられない歯)、着色歯
②歯周病、歯肉肥大、歯肉出血、歯の動揺(歯が揺れる)
③咬合異常(かみ合わせが悪い)、外傷(歯の頭の部分や根っこの部分の破折)、激しい咬耗(すりきれる)
④自浄作用の不良(唾液や舌などの動きで自然に清掃されること)、食物の滞留、口臭、流涎(唾液がだらだら流れること)
⑤不正咬合(口呼吸、舌突出、上顎前突、開咬、歯列弓狭窄(臼歯部の歯列が正常より内側に入り、歯列が狭いこと)、歯間離開)
⑥大舌、舌肥大
⑦摂食・嚥下障害、開口保持が困難
⑧顎骨変形、口内炎、口角炎、口唇炎、口腔カンジダ症、アフタ性潰瘍など


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