ライフステージ㉖
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
ライフステージ26回目は口腔機能の維持、向上(介護予防)についてです
2006年4月に介護保険法が改正され、介護予防の観点から「栄養改善」、「運動器の機能向上」、「口腔機能の向上」を中心にサービスの提供が行われることになりました。
「口腔機能の向上」により、十分な食事量を確保することで低栄養を予防し、生活機能の低下をはじめ、誤嚥性肺炎などの感染症の予防につながることが期待されます。
また、他職種と協働して積極的に行うことで、要介護者のQOL(生活の質)の向上、さらに介護負担の軽減にも役立つといえます。
「口腔機能向上」支援には、下記のものがあります。
①口腔清掃の自立支援(摂食・嚥下機能を支えるための口腔清掃):口腔清掃状態が良好ではない高齢者に対しては、摂食・嚥下機能訓練を行う前に、口腔清掃(歯・口腔粘膜・舌清掃、義歯の清掃の実施、口腔感覚に対する刺激訓練など)を行い、口腔清掃の自立を支援します。
②咀嚼機能訓練(舌・口蓋・歯・歯肉のブラッシング、舌・頬の訓練、咀嚼の訓練、唾液腺マッサージなど)
③構音・発声訓練(声門閉鎖訓練、発声持続など)
④嚥下機能訓練(息こらえ嚥下訓練、頭部挙上訓練、アイスマッサージ、喉頭挙上訓練など)
⑤呼吸法に関する訓練(胸郭の可動域訓練、腹式呼吸訓練、咳うがい訓練など)
⑥食事環境についての指導(食物形態、食事をするときの基本姿勢、食具の選び方など)