ライフステージ㉕
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
ライフステージ25回目は要介護高齢者のプロフェッショナルケアについてです。
歯科衛生士によるプロフェッショナルケアは、
A.適切な状態把握と介護者への配慮
B.感染予防や損傷を防ぐ工夫
C.誤嚥の予防
D.生活習慣への配慮
この点が口腔ケアのポイントと注意事項になります。
A.適切な状態把握と介護者への配慮
状態が継続的なものであるか、一時的なものであるかを把握します。継続的なものであれば、継続可能な方法(介護者の負担が少なく、経費が安く、手技が簡単なもの)を考えなければなりません。
全身状態、開口保持が可能か、含嗽(がんそう=うがい)が可能か、残存歯の有無、意識障害の有無と程度など、患者の状態を把握し、その状態に合わせたケア方法を選択します。
歯科衛生士による口腔ケアの種類には、含嗽法、歯磨き法、口腔清拭(せいしき)法、口腔洗浄法があげられます。
B.感染予防や損傷を防ぐ工夫
①感染予防に努める
②認知症があったり、痙攣を起こしやすい場合などは、患者の状態をよく観察し、不必要な刺激を与えないようにする
③口腔粘膜は傷つきやすく、反射が起きやすいので、ブラシなどを不必要に奥まで挿入しない。
C.誤嚥の予防
意識状態を確認、次のような配慮を行う。
①体位はできるだけ座位またはファーラ位(頭部を40~60°あげる)で行う
②片麻痺がある場合は側臥位(そくがい)で麻痺がないほうを下にし、顔をしっかり横に向けて、排液しやすい体位を確保する
D.生活習慣への配慮
患者の過去の生活習慣を考慮し、尊重する