ライフステージ㉓
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
ライフステージ23回目は要介護高齢者の発生頻度の高い口腔疾患についてです。
要介護高齢者は、歯肉の退縮(歯肉が下がること)によって歯と歯の間に食べかすが停滞しやすく、歯磨きが不十分となると、虫歯や歯周病が発症しやすいです。さらに、これらの疾患に継発する歯性の感染症(虫歯や歯周病が原因で歯周ポケットから細菌が入り炎症が起こる疾患)、のう胞性疾患(袋状の病変)や腫瘍性疾患(がんなども含む)、転倒による歯の外傷や義歯を原因とする口腔粘膜疾患も発生頻度が高いです。
要介護高齢者にみられる頻度の高い口腔疾患は下記のとおりです。
⑴う蝕(虫歯)、根面う蝕
⑵歯周病
⑶感染症(歯性・非歯性感染症)
⑷外傷
⑸のう胞性疾患、腫瘍性疾患
⑹顎関節疾患
⑺口腔粘膜疾患(扁平苔癬へんぺいたいせん、白板症、紅斑症、口腔カンジダ症、褥瘡性潰瘍じょくそうせいかいよう)
⑻神経性疾患(三叉神経痛さんさしんけいつう、顔面神経痙攣、顔面神経麻痺)
⑼口腔(歯科)心身症