ライフステージ⑳
鹿児島市四元歯科 鈴木です。
ライフステージ20回目は老年期の歯の喪失による食生活の変化についてです。
加齢にともなう歯の喪失の危険因子としては、進行した歯周病、糖尿病、喫煙、多量の飲酒、ストレス、口腔衛生状態、根面う蝕(歯の根元にできる虫歯)などがあげられます。
特に歯の喪失要因と大きくかかわる全身疾患(糖尿病や心系疾患など)には注意を要します。歯を1本失っただけでも対合歯(上が抜けたなら下の歯が対合歯)が伸びてきたり、抜けた歯の隣の歯が傾斜するなど、かみ合わせ全体に影響が出始めます。
さらに咀嚼能力(物を噛むこと)の低下で食生活が偏り、やわらかい食品ばかりとなったり、たんぱく質や繊維製食品の不足につながりやすく、栄養のバランスが崩れることになります。