これで寝起きの口臭も大丈夫!臭いの原因と解決策
歯みがきをしっかりして寝たはずなのに、朝起きると口臭が気になることありませんか?
寝起きの口臭はかなり強烈なイメージがあると思います。
口臭の原因として「胃や腸の調子が悪い」と考えられる人のいるようですが、8割はお口の中が原因とされています。いろいろと口臭の原因はありますが、今回は、朝の口臭について原因を知っていきたいと思います。
口臭を気にしている割合
10代から70代の男女1万人にお口の口臭調査をした結果、8割が口臭を気にしているという結果が出ています。しかし、その中でも歯科医院で相談したりする方は1割未満という結果でもあります。
口臭は全世代の悩みではありますが、最も気にしているのは20代で、3人に1人が気にしている状態です。
その中には、自分で気が付いている人もいれば、他人から指摘され何かしらの態度をとられた経験があるといった人は全体の4割いるようです。
口臭の主な原因
口臭の原因の90%を占める原因の2つとは
① 生理的口臭
生理的口臭とは、起床時や空腹のとき、極度の緊張した状態のときに起こるものです。
水分量と(唾液の量)正しい歯みがきで改善がみられるものです。
② 病的口臭
病的口臭とは、鼻・のどの病気、呼吸器系の病気消化器系の病気、糖尿病、肝臓疾患などがあげられますが、病的口臭の
90%近くはお口の中に原因があるといわれています。むし歯、歯垢、舌苔唾液減少など清潔不良で起こることです。
口臭の原因となる主な病気
① 歯周病
歯周病は痛みもなく自覚©症状がない病気です。知らずに放置しておくと進行してしまし、歯をもがくと出血し病気が進行してしまうと、失血だけではなく膿もでてきて、口臭の原因になることがあり
ます。
② むし歯
むし歯は独特な臭いを持っています。むし歯になる原因としては歯に歯垢が付着し磨いても取れていないためむし歯になってしまいます。そこに、食べカスやむし歯の細菌が溜まり臭いを発生させ口臭の原因になります。さらに、むし歯を放置し神経まで達してしまうと神経が腐ってしまっているので強烈な臭いが発生します。
③ 歯垢・歯石
歯の表面に付着する細菌のかたまりで、残りカスを栄養源に微生物が増殖します。長期間そのままにすると、これが硬く歯石になり歯周病を進行させる原因にもなりますし口臭の原因になります。
④ 舌苔
体調がよくないときに舌の表面に白っぽいものが付着していると思います。これが、舌苔といわれるもので歯垢と同じで細菌の固まりです。
⑤ 呼吸器系・消化器系の病気
鼻はお口とつながっています。蓄膿症や咽頭炎などの症状があると膿が口の中に出てきて口臭の原因になることがあります。
全身疾患からも口臭の原因を引き起こすことがあるため、原因をしっかり知って病気の診断をする必要性があります。
寝起きの口臭が酷い理由
寝起きは口臭のピークになりやすい
お口の中の細菌は食後8時間後がピークになると言われています。
起きている間は歯みがきで改善できますし、唾液の分泌もあるので細菌を殺菌するこが出来ますが寝ている間は歯みがきもできないですし、唾液量の分泌も減るので寝起きは細菌が最も多く口臭がひどくなると言われています。
就寝中の口臭が強まる条件
寝ている間は水分補給が出来ないため口の中が乾燥します。水分がなくなることで唾液量の分泌も減少しお口の中は細菌が増殖します。
寝起きに口臭がある5つの共通点としては
- <strong>就寝前の歯みがきを怠っている
- むし歯や取集病がある
- 口呼吸をしている
- お酒・たばこ、ストレスを抱えている
- 舌の表面の状態</strong>
起きの口臭予防の仕方
しっかり歯を磨く
そもそも、口臭の原因は8割以上が口腔内の細菌が原因とされています。
歯みがきは正しく磨かないと歯垢は取り除くことが出来ません。歯ブラシの当て方、位置、動かし方を正しく守り時間をかけるというよりは歯垢をいかに落とすことが出来るかが需要になってきます。
歯ブラシだけでは、磨き残しはあるので、フロスなどの補助道具を使い口臭の原因を取り除きましょう。
舌ブラシを使う
舌ブラシの使用は、口臭の玄以威を除去するのにいいとされていますが、頻度や回数が多いと逆に舌を傷つけてしまい逆効果で、多くても1日1回がベストです。
寝る前にコップ一杯のお水を飲む
寝る前に水分補給をする。睡眠中コップ一杯程度の水分が失われると言われています。
むやみやたらに飲めばいいということでもなく、5~15度程度の常温のお水をコップ一杯程度、補給するといいと言われています。あまり飲みすぎてしまうと体も飲んだ分の水を吸収できずに排泄されてしまいます。
潤いを与えて口臭の軽減を!
寝起きの口臭の原因は就寝前の歯みがきで、細菌の数を減らすこと。
ご自身で気が付かないところに、歯垢や歯石などが付着しているのであれば、歯科医院で定期的にお掃除をしてみるのも改善につながります。
舌にも細菌が付着するため、舌みがきをしてみる。
しかし、専用の歯ブラシではなかったり、頻度や回数が多かったりすると逆効果になってしまうので、1日1回程度のブラッシングを心がけてみましょう!
就寝時は唾液の分泌量が減るため、寝る前のコップ一杯の水分補給をしっかりとり、口呼吸にならないようにすること。口腔内の乾燥を防ぐのであれば加湿対策をしてみるのはいかがでしょうか?
加湿器や濡れタオルでの保湿対策などもいいでしょう。
臭いだけをすぐに軽減したいならお茶や100%リンゴジュースのような殺菌作用のあるもので口臭対策をしてみるのもいいかもしれません。
お口の中の細菌を減らし、潤いを与える!まずは試してみて下さい。
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