顎・口腔領域の化膿性炎症疾患④

鹿児島市四元歯科 鈴木です。

 

顎骨の炎症の続きです。

2.骨髄炎
一般に、炎症の首座が顎骨骨髄にあり、比較的広範囲に拡大しているものをさします。

1)下顎骨骨髄炎
❶症状⇒病期により以下の症状を呈します。
第一期(初期):急性
第二期(進行期):急性
・弓倉氏症状:患側多数歯の打診痛
・ワンサン氏症状:患側の下唇、オトガイ部の知覚異常
・エックス線像:骨梁の消失
・敗血症になる場合がある(血液培養で菌体を証明)
第三期(腐骨形成期):亜急性
第四期(腐骨分離期):慢性
・腐骨、分界層、骨柩、骨瘻孔が生じる。まれに病的骨折を起こす場合もある
❷治療⇒まずは安静、栄養の補給を考慮する。口腔内を清潔に保ち、抗菌薬治療を開始する。外科的に、骨穿孔術、皮質骨除去術、腐骨除去術などを行う。急性期の外科療法は原則として禁忌である。

2)慢性硬化性骨髄炎
❶症状⇒臨床的には無症状で、ときとして神経痛と同様に疼痛を訴えることがあります。
❷治療⇒抗菌薬の投与などは有効ですが、根治的ではなく長期経過をたどることが多いです。外科的に、骨穿孔術、皮質骨除去術、皿状(杯状)形成術を行うのが一般的です。


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