口腔粘膜の病変㊴

鹿児島市四元歯科 鈴木です。

粘膜の出血および貧血を主徴とする疾患 出血性素因の続きです。

2)血小板の異常
(1)突発性血小板減少性紫斑病
血小板の破壊が進行して血小板数が減少する疾患ですが、原因は不明です。
自分自身の血小板を破壊する自己抗体による免疫反応であることが多いため自己免疫疾患として考えられています。急性型は6か月以内に自然緩解しますが、麻疹や水痘ウイルスなどの感染後に認めることが多いです。
❶症状⇒①皮下出血、②歯肉出血、③口腔粘膜下の点状出血や斑状出血、④口腔粘膜の血腫、⑤抜歯後出血、⑥鼻出血、⑦消化管出血
❷診断⇒①皮膚・粘膜に点状出血や斑状出血発現、②末梢血で血小板数が10万/μL以下に減少、③赤血球と白血球は数も形態も正常、④出血時間延長、全血凝固時間正常、毛細血管抵抗試験陽性
❸治療⇒①出血がなければ経過観察、②出血傾向が強い場合はステロイド薬投与、③免疫グロブリンの大量投与

(2)血小板無力症
常染色体劣性遺伝による先天性疾患で血小板凝集因子が欠損しているため、血小板機能異常が起こり出血時間が延長します。
❶症状⇒血小板減少症と同様に歯肉出血など皮膚粘膜出血がみとめられます。
❷診断⇒①出血時間延長、②全凝固時間正常
❸治療⇒血小板輸血


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