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【菌の温床!】歯ブラシを消毒したほうが良い理由と除菌方法

歯を磨いた後の歯ブラシを毎日どのようにして保管していますか?
実は、<strong>歯ブラシは1度使うと目には見えない汚れが着いてしまいます。</strong>
だからといって毎回捨てるわけにもいきません。では、使った後に歯ブラシを消毒・除菌をすればよいのでしょうか?


歯ブラシってそもそもどのくらい汚いの?


歯ブラシにつく汚れは菌の「塊」

歯磨きをした後の歯ブラシには1億個以上の細菌が付着していると言われています!
むし歯や歯周病を予防する為に、歯ブラシでお口の中に残っている小さな食べ物のカスや歯の表面についている歯垢をこすって汚れを落としていきます。
このこすり落とした汚れがハブラシにもついてしまうので、<strong>汚れをちゃんと洗い落とさないと食べ物のカスが腐敗し、細菌が繁殖</strong>するのです。

汚れた歯ブラシを放置すると危険!!

水分の残った歯ブラシは細菌が増殖しやすい状態なので汚れをそのままにしておくと
歯ブラシに着いた細菌が増殖していき、<strong>その汚れた歯ブラシを使うことでお口の中のトラブルに繋がってしまう</strong>場合もあります。

歯ブラシのお手入れと消毒方法とは?

簡単な歯ブラシの消毒方法をご紹介

①重曹水につけ置きする

水100mlと小さじ1の重曹を入れて歯ブラシを浸けましょう。

②イソジンにつけ置きする

コップに水を入れてイソジンを数滴たらしてつけ置きするだけ、次に使うときに水洗いして使いましょう。

③専用除菌器を使う

歯ブラシ専用の除菌器があるので使ってみてはどうでしょうか?

注意!やってはいけない消毒アレコレ

歯ブラシを傷めてしまう原因になる方法もあるので注意が必要です!
歯ブラシには耐熱性がない物がほとんどなので、<strong>熱湯による煮沸消毒や電子レンジ</strong>での使用は変形や変質の恐れがあるので行わないでください。
ハイターなどの<strong>台所用漂白剤</strong>は消毒効果がありますが、完全に菌がいなくなるわけではないうえに、お口に使うものなので使うのは絶対にやめましょう!

カンタン!毎日できる歯ブラシケア


きちんと消毒して綺麗な状態の歯ブラシを使いたいが、毎日そこまで出来ない!という方は毎回の使用後のケアが大切になってきます。

・流水をいろいろな角度から当てて汚れを落とすか、コップに水を貯めて歯ブラシを動かして汚れを落とした後、流水で洗う方法もあります。
・濡れた歯ブラシをティッシュやペーパータオルで毛先の水滴を取る。
・毛先を乾燥させることが大切なので<strong>スタンドなどに立てて保管。</strong>
<strong>水洗いと十分に乾燥させる</strong>ことで綺麗な状態の歯ブラシが保てます。

赤ちゃんの歯ブラシも消毒は必要?

大人の歯ブラシと同じで雑菌がつきやすいので消毒が必要です。消毒方法も大人と同じ様に水で汚れを洗い流し、しっかり乾燥させて保管してください。
スタンドに立てて保管する場合は<strong>大人のむし歯菌があかちゃんの歯ブラシに移ってしまう</strong>ので大人の歯ブラシに触れないようにしてください。

見た目がキレイでも、「月に1回」は交換を!

どんなに頑張って消毒やケアをしても歯ブラシの寿命は長くて1ヶ月程度です。
新しい歯ブラシと比べると古い歯ブラシは<strong>汚れを落とす力が弱くなり、毛先が開いてくると歯ぐきを傷つけることもあります。</strong>
あくまでも1ヶ月は目安ですので、ご自身で使っていて汚れ落ちが悪くなったと感じた時や、毛先が開いてきたのが確認できたら新しい歯ブラシを使ってください。
電動歯ブラシの交換はブラッシング効果を維持するために2~3ヶ月が目安!
ただし、通常の歯ブラシと同様で毛先が開いてきたら早めに交換しましょう。

歯ブラシをきちんと消毒・ケアをして定期的に新しい物に変えて、大事なお口の健康を守っていきましょう!

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